第32回CW研究会で発表
2016年3月9日に吉祥寺の成蹊大学で開催された第32回サイバーワールド(CW)研究会において、飯尾ゼミの九津見くんが「スマホVRにおけるコメント機能の提案」というタイトルで研究成果を発表しました。毎年、年度末に開催されるCW研では、卒論や修論の成果を発表する場として学生の発表が目立ちます。今年は、基調講演として成蹊大学の世木先生からご講演があったほか、茨城大学から3名、成蹊大学、北陸先端科学技術大学院大学、中央大学からそれぞれ1名ずつの学生発表がありました。
第2回OSS歴史研究会
2月26日、27日と本学のお隣、明星大学で開催されている Open Source Conference 2016 Tokyo/Spring の会場をお借りして、第2回OSS歴史研究会が、2月27日の13:00〜14:45のスロットで開催されました。今回は、サブタイトルを「ビジネスの黎明」と称して、OSSを活用したビジネスが日本においていかに盛り上がってきたのかを振り返ります。
サイボウズ株式会社の風穴氏による司会で始まった本研究会、最初の10分をお借りして飯尾が「FLOSS Storiesプロジェクトについて」というタイトルで本プロジェクトの概要を紹介しました。続いて株式会社びぎねっと社長の宮原氏によるProject BLUEについて昔を振り返るお話を頂戴しました。さらに、5分間の休憩を挟んでFLOSS Storiesプロジェクトメンバの八田先生(駿河台大学)から「オープン概念の変遷」に関するご講演がありました。
参加者は25名、第1回に引き続き、活発な議論があり、盛会でした。
活動紹介(2016年1月:飯尾)
その1
1/9に開催されたイベントで飯尾が講演した様子が日経ITproで報道されました。
大阪で初開催、「LibreOffice mini Conference 2016 Osaka/Japan」レポート
3ページめ後半から4ページめにかけて、紹介されています。社会情報学専攻で行われている研究の一端を産業界の皆様にご紹介するいい機会になりました。
その2
こちらは、1/29に産業技術大学院大学で開催されたワークショップで飯尾が講演した状況の報告です。同大学からニュースリリースとして紹介されました。
専門職大学院における高度人材育成のための教育手法に関するワークショップを開催しました。
飯尾ゼミ特別講演会2015冬
飯尾ゼミでは、前期、後期それぞれ1回ずつ、外部の講師をお招きして講演会を実施しています。今日は、株式会社ネットレックスの佐藤社長と橋本氏をお呼びして、社長のお話をお伺いしました。
新規事業を立ち上げたときのお話など、学生には目新しい話題で、これまでの講演会とはちょっと毛色の違った講演会になりました。そして、さすが、社長。話術も巧みでした。
誰を呼んでどんな話を聞きたいかは、なるべくゼミ生のリクエストを聞いて探してくるように努力していますが、基本的には飯尾の人間関係ネットワークで声をかけています。超大物はなかなか呼べませんが(ごめんなさい! m(_ _)m )、個性豊かな企業人(たまに大学人もあり)を呼んできますので、毎回、興味深い話を聞けますよ!
なお、後期の講演会は公開ゼミの一環として実施しています。ゼミ生以外の参加も歓迎します。今回は2年生も何名か参加しました。
第1回OSS歴史研究会
11月20日、日本橋のサイボウズ株式会社にて「第1回オープンソース歴史研究会」が開催されました。このイベントは、中央大学社会科学研究所の研究チーム「情報社会その成長の記録」が主催した公開研究会です。研究会には30名弱の参加者が集まり、日本においてオープンソースソフトウェアがどのように浸透していったのかというテーマで活発な議論が行われました。
ゼミ発表会’15
毎年この季節は、ゼミに参加している3、4年生は、ゼミ論や卒論の作成に大わらわとなる季節です。ソワソワし始めるのは彼らだけではありません。2年生も、進級を控えて希望ゼミの申請を提出する〆切が近づいてくるからです。
ゼミの選択は、4年間の学部生活において後半2年間の生活を左右する大きな事項です。そのため、学生主体でゼミ発表会が毎年開催されています。今年も、11月19日、ヒルトップ(学食棟)4Fの特設会場で、中央社会学・社会情報学会主催のゼミ発表会が開催されました。
ゼミ発表会では、会場に各ゼミのブースが設けられ、3年生と4年生が2年生の質問に対して相談に乗ります。一部のゼミは、10分程度のプレゼンテーションをして、それぞれの活動をアピールします。本イベントは学生主体のものですが、各ゼミでの指導教員も業務の合間をぬって参加しました。私も少しだけ顔を出しましたよ。
スマートフォンを持って金沢城に行こう
飯尾ゼミでは、8月の25、26日に、一泊二日でゼミ合宿を行いました。合宿先は石川県の金沢市、北陸新幹線に乗っての訪問です。
初日は株式会社DMM.comラボ様のオフィスを訪問、企業見学とともに、素敵な会議室をお借りして、ゼミメンバーがそれぞれ現在進めている研究の、中間発表会を行いました。発表会には若手社員の皆様も参加してくださり、活発な意見交換が行われました。
いつものようにゼミメンバーがお互いに質疑するだけでなく、DMM.comラボ社員の皆様からも厳しいツッコミや素晴らしいアドバイスなどが飛び交い、発表したメンバーには、たいへんよい刺激になったはず。それぞれ、研究をブラッシュアップしてより良い卒業論文(3年生はゼミ論文)に仕上げてほしいものです。
合宿の二日目はフィールドワーク、金沢市内の調査です。
金沢城公園で、「金沢城ARアプリ」という興味深いサービスを発見しました。案内板の片隅に、小さくQRコードが示されています。
ポケットからスマートフォンを取り出し、さっそくダウンロードしてみました。このアプリ、石川県の金沢城調査研究所が提供しているもののようです。金沢城に関する情報を提示してくれるツアーガイドのアプリケーションですが、GPSで取得した位置情報を利用したスタンプラリー機能が備えられています。さらには、公園内にいくつか存在するマーカーにスマートフォンをかざすと、詳細な情報を得ることができるという仕組みも組み込まれています。
右の写真では、訪問したポイントが緑色に変化しています。惜しむらくは、様々なポイントを回っても得られるのは情報だけということ。同じ県庁内の観光課あたりと協力して、民間企業が考えるような付加価値提供に発展すれば、もっと面白いサービスになるのではないでしょうか。
金沢市内の商業サービスと提携して、全部のポイントを制覇するとお土産がもらえるとか、魅力的なクーポン券が発行されるとか。そんなサービスに発展したら、金沢城の散策がもっと楽しくなるかもしれませんね。
OpenSym2015に参加しました
米国サンフランシスコで8月19日から21日まで開催されたOpenSym2015に参加しました。
私はポスターセッションで参加者と議論してきました。そのときの様子がレポートされています。写真もあるのでリンク先をぜひ参照してみてください。簡単な英語ですが、以下、飯尾による超訳です。
OpenSymは実験する才能と意気に溢れる学会です。今回は、Wiki Ed Foundation(ウィキ教育財団)との共同でウェルカムパーティを行いました。ウェルカムレセプションはまた、ポスター、デモを展示する主要な場所でもあります。この場所、プレシディオの一宅で、うまくいくかどうか興味津々でしたが、驚くべきほどうまくいきました。この家の(退屈な会議室とくらべて)よりくつろいだ雰囲気のなか人々はいっそう楽しくお喋りできました。Wiki Ed Foundationの皆さん、このようなパーティを実現できて、どうもありがとう!