Q 1 社会情報学では、何が学べますか?
A 1 社会と情報について広い視点から学ぶことができます。カリキュラムにはマスメディア、メディア・コミュニケーション、メディア文化、社会心理学、社会調査、データサイエンス、情報システム、プログラミング、図書館情報学などの多彩な授業が含まれています。
次のようなキーワードに関心のある人には特にお薦めです。
・SNS ・ソーシャルメディア ・携帯電話/スマートフォン
・インターネット ・広告 ・テレビ ・ラジオ
・雑誌 ・書籍 ・出版 ・新聞
・うわさ/都市伝説 ・図書館 ・アーカイブ
・データベース ・ラーニング・コモンズ
・ポピュラー文化 ・ゲーム ・マンガ
・アニメ ・オタク ・ファン ・コンテンツ
・ユーザー ・インフルエンサー ・ブーム
・データサイエンス ・ジャーナリズム ・世論
・社会調査(アンケート調査、インタビュー調査) ・データ分析
・政治心理学 ・コミュニケーション ・ネットワーク
・メディアリテラシー ・プログラミング ・AI
Q2 文学部の社会情報学専攻と社会学専攻には、どのような違いがあるのですか?
A2 どちらも現代社会を研究対象としますが、「もの」から「情報」中心の社会に移行しつつある現状を踏まえ、「情報」や「メディア」に焦点を当てた学問をおこなうのが、社会情報学専攻です。1で紹介したキーワードも参考にしてください。
Q3 文学部の社会情報学専攻と国際情報学部には、どのような違いがあるのですか?
A3 どちらも情報社会を研究対象としますが、情報を介した人々の日々の営み(コミュニケーションや文化など)を分析したり、そうした情報を蓄積したり提供したりする方法を探求することに焦点を当てた学問をおこなうのが、社会情報学専攻です。
Q4 社会情報学専攻の2つのコースには、どのような違いがあるのですか?
A4 それぞれのコースの特徴は次の通りです。なお、基礎的な力を身につける1.2年次では、共通の授業を多く履修します(1.2年次の授業については、こちら)。
情報コミュニケーションコース
メディア文化やコミュニケーションの理論と実践を学ぶコースです。あわせて、社会調査やプログラミングなどを学ぶことで、情報社会を読み解くデータサイエンスを身につけます。
図書館情報学コース
図書・文献からマルチメディアに至る記録情報とその関連領域を体系的に理解し応用する力を養うコースです。ライブラリアン、サーチャー、情報管理専門家、システムエンジニアといったスペシャリストを育成します。
Q5 社会情報学専攻では、どのようなテーマを研究できますか?
A5 社会情報学専攻では、メディアやコミュニケーション、メディア文化、情報処理、情報検索、図書館に関する多彩なゼミが開講されているので、現代社会に関心のある人なら学びたいことが必ず見つかるはずです。
3年次になると、少人数制の演習(ゼミ)に所属して専門知識を深め、4年次では大学生活の仕上げとして卒業論文・卒業研究論文に取り組みます。
卒業論文リストはこちら。
Q6 パソコンが使えないと、授業についていけませんか?
A6 入学時点では使えなくても大丈夫です。ですが、本専攻に限らず、大学での学びにパソコンは必須ですし、卒業後も今日の社会においてパソコン利用は必要です。
社会情報学専攻では、1年次にプログラミングの必修授業があります。不安を感じているなら、入学が決まったら使い始めましょう。
Q7 どんな職業を目指す勉強ができますか?
A7 現代社会と密接に結びついているテーマを学び、研究できるので、マスコミやジャーナリズム、広告宣伝、インターネット関連の仕事、ゲームなどのエンターテイメント産業、データ分析やシステム開発に関する仕事、図書館司書や学芸員をはじめ、さまざまな職業を目指すことができます。
卒業生の進路については、こちら。
Q8 どんな資格を取得できますか?
A8 それぞれ必要な授業科目を履修することで、以下の資格を取得することができます。
- 図書館司書
- 学校図書館司書教諭
- 学校司書(新設)
- 高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民)
- 中学校教諭一種免許状(社会)
- 社会調査士
詳しくは、こちら。