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辻泉

近年の研究テーマ

各種のメディアについて、量的/質的調査はもとより、歴史的手法も用いつつ、利用者の視点から、それらの利用実態を明らかにすることを主たる研究関心としてきました。

フランクフルト社会研究所にて(2010年7月)
フランクフルト社会研究所にて(2010年7月)

研究業績(主要なもの)


その他のリンク


担当授業 2023年度

学部授業

社会情報学基礎演習(2)B
メディアと文化の社会学(1)/メディアと文化(1)                                                                          メディアと文化の社会学(2)/メディアと文化(2)
情報社会と多文化共生/情報社会とキャリア形成/情報と職業
社会情報学演習(1)(6)
卒業論文

大学院授業名

文化社会学演習A
文化社会学演習B
文化社会学特講A
文化社会学特講B
文化社会学特殊研究A
文化社会学特殊研究B


指導学生の研究テーマ

<2022年度卒業論文>

  • なぜK-POPアイドルはグローバル化に成功したのか?  – アンケート調査からみた実態とそのゆくえ
  • 彼女たちはなぜアイドルを「推す」のか?  -アンケート調査からみた女性アイドルの女性ファン文化の実態
  • SNS時代の今、芸能界で”売れる”には -タレントの形成過程に関するオートエスノグラフィー
  • 日本の女性アイドルのアジア進出はどこへ向かうのか? -アンケート調査結果から中国のアイドルファン文化の一考察
  • コンテンツツーリズムはどこへ向かうのか? -「ゆるキャン△」を事例とするブーム後の戦略に関して-
  • コンテンツ文化はどこに向かうのか?
  • 迷惑撮り鉄の正体 ‐ファン文化へのラベリング過程についての実態調査‐
  • 「バーチャルYouTuber」とは何か?―「人間の拡張」とアイドル3.0の可能性に関する一考察―
  • 「新時代のアイドルにオタクは何を求めるのか? -オンラインアンケート調査からみた『推し』の実態分析-」

<近年の修士論文>

  • 在日中国人留学生におけるソーシャルメディアの利用と異文化適応に関する研究
  • 日本・現代・映画 ―21世紀の日本映画情況再考―
  • タイの女性オタクによる新メディア・コミュニケーション形態
  • ―「腐女子絵師」の共同体における活動形態を通して―
  • メディアが作り出す乳がんのイメージと患者像 ―内容分析と視聴者レビューから―

学生へのメッセージ

溢れかえる情報の洪水の中を、生き延びていくための「力」を共に養っていきましょう。


高校生・大学生へお薦めする本

  • 吉見俊哉,2004,『メディア文化論―メディアを学ぶ人のための15話』有斐閣.
    【推薦理由】現在のメディアについて、当たり前を疑い、思考力を養うために最適のテキスト。
  • 宮台真司監修、辻泉・岡部大介・伊藤瑞子編,2014,『オタク的想像力のリミット―“歴史・空間・交流”から問う』筑摩書房.
    【推薦理由】拙編著だが、日本を代表するオタク文化を理解する上で、必読の一冊。
  • 三戸祐子,2001=2005,『定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?』 新潮文庫
    【推薦理由】なぜ日本の鉄道は、こんなにも正確なのか。社会への見方を変えてくれる一冊。