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辻泉

近年の研究テーマ

各種のメディアについて、量的/質的調査はもとより、歴史的手法も用いつつ、利用者の視点から、それらの利用実態を明らかにすることを主たる研究関心としてきました。

フランクフルト社会研究所にて(2010年7月)
フランクフルト社会研究所にて(2010年7月)

研究業績(主要なもの)


その他のリンク


担当授業 2024年度

学部授業

社会情報学基礎演習(2)B
メディアと文化の社会学(1)/メディアと文化(1)                                                                          メディアと文化の社会学(2)/メディアと文化(2)
メディア文化論のフロンティア
情報社会と多文化共生/情報社会とキャリア形成/情報と職業
社会情報学演習(1)(6)
卒業論文・卒業課題研究

大学院授業名

文化社会学演習A
文化社会学演習B
文化社会学特講A
文化社会学特講B
文化社会学特殊研究A
文化社会学特殊研究B


指導学生の研究テーマ

<2023年度卒業論文>

  • ジャニーズ系アイドルとファンにおける「社会問題」への向き合い方 ―差別的表現に関する実態調査の結果から―
  • なぜ職業小説家になれないのか ─文学フリマ出店者へのインタビュー調査から─
  • eスポーツファン文化論 ―文化資本と若者たちの受容の観点からー
  • 擬人化コンテンツは今後のダークホースと成りえるのか? —地方競馬とウマ娘プリティーダービーコラボの現地調査を通じて—
  • 「オンラインチームスワローズ」の形成とゆくえ ―ファンと球団の実態調査から―
  • 近くて遠い音楽「ジャズ」 ーインタビューから見る文化資本と社会階層の関係ー
  • 迷惑撮り鉄の正体 ‐ファン文化へのラベリング過程についての実態調査‐
  • 近くて遠い音楽「ジャズ」 ーインタビューから見る文化資本と社会階層の関係ー
  • メディア社会におけるフィギュアスケートの観戦文化
  • 理想のドッグツーリズム探求のための一考察 ―犬と人間が共生する社会を目指して―
  • 視聴者に人気のあるチョコレートCM の形とは ―ロッテガーナのテレビCM から考えるその効果とメッセージから―

<近年の修士論文>

  • 動画共有サイトにおける「美しさの提示方法」―YouTube 動画をめぐるマルチモダリティ分析とオーディエンス・インタビューを通じて―
  • 拡張するミュージアムというメディア経験-来館者のSNS利用を通して-
  • 在日中国人留学生におけるソーシャルメディアの利用と異文化適応に関する研究
  • 日本・現代・映画 ―21世紀の日本映画情況再考―
  • タイの女性オタクによる新メディア・コミュニケーション形態
  • ―「腐女子絵師」の共同体における活動形態を通して―
  • メディアが作り出す乳がんのイメージと患者像 ―内容分析と視聴者レビューから―

学生へのメッセージ

溢れかえる情報の洪水の中を、生き延びていくための「力」を共に養っていきましょう。


高校生・大学生へお薦めする本

  • 吉見俊哉,2004,『メディア文化論―メディアを学ぶ人のための15話』有斐閣.
    【推薦理由】現在のメディアについて、当たり前を疑い、思考力を養うために最適のテキスト。
  • 宮台真司監修、辻泉・岡部大介・伊藤瑞子編,2014,『オタク的想像力のリミット―“歴史・空間・交流”から問う』筑摩書房.
    【推薦理由】拙編著だが、日本を代表するオタク文化を理解する上で、必読の一冊。
  • 三戸祐子,2001=2005,『定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?』 新潮文庫
    【推薦理由】なぜ日本の鉄道は、こんなにも正確なのか。社会への見方を変えてくれる一冊。