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小山憲司

近年の研究テーマ

大学図書館の利用者である研究者や学生がどのように学術情報を検索、入手、利用しているのかといった学術コミュニケーションについての検討・分析を通じて、今後の大学図書館サービスのありかたについて研究しています。


研究業績(主要なもの)


その他のリンク

  • “パンデミック時代から考える学術情報流通と図書館情報学”. Chuo Online, 2020-05-14.  日本語 English

担当授業 2024年度

学部授業

社会情報学基礎演習(1)A B
社会情報学基礎演習(2)A B                                                                        図書館情報学概論
図書館情報学のフロンティア
情報サービス論
図書館情報資源概論

情報サービス演習(1)(2)
社会情報学演習(2)(7)
卒業論文・卒業課題研究
図書館情報学実習

大学院授業名

図書館情報学演習A
図書館情報学演習B
図書館情報学特講A
図書館情報学特講B
図書館情報学特殊研究A
図書館情報学特殊研究B


指導学生の研究テーマ

<近年の卒業論文など>

2020年度

  • 能動的学習に求められる学習環境とそのデザイン
  • 消費される「声優」 : 雑誌に見る過去と現在
  • 公共図書館とマンガ : 公共図書館に置くべきマンガとは
  • 川崎市立図書館における多文化サービスの現状とその課題 : 新宿区立大久保図書館との比較を通じて
  • 公共図書館における健康・医療情報サービス : 依存症に関する情報提供サービスを中心に
  • デジタルアーカイブと地域活性化 : 関東地方の公共図書館の事例を中心に
    有害図書制度と図書館の関り
  • 東大和市立図書館における : 聴覚障がい者向けサービスの現状と課題
  • 中央大学図書館におけるYouTubeの活用
  • 道徳教育と学校図書館の関係性 : 道徳科の授業で学校図書館を活用するには
  • 自動化技術を活用した利用者サービス
  • 矯正教育と公共図書館 : 少年院と公共図書館の連携の必要性
  • 高校生は本当に読書しないのか : アンケート調査に見る高校生の読書事情
  • 図書館の高齢者サービスが抱える課題 : 八王子市立図書館を例として

2019年度

  • 企業内専門図書館の親機関へ与える影響
  • 大学図書館における理想の空間デザインとは―ラーニング・コモンズから見る図書館建築―
  • 公共図書館におけるヤングアダルトサービスと図書館を取り巻く環境との関連性
  • 民間による図書館活動の現状と今後の展望
  • 資料の損壊・盗難に見る図書館の姿勢
  • 病院患者図書館における利用者サービスの現状と課題
  • 公共図書館と電子書籍
  • 市民は図書館に何を求めるか―新設図書館と廃止図書館から考える―
  • 出版業界と図書館の共存への道〜複本問題からみる新たなサービスの提案〜

2018年度

  • 子どもに読み聞かせるべき絵本とは―対集団の読み聞かせにおける絵本の選書基準案の提案―
  • 複合施設化する図書館―地方自治体における図書館複合化への期待と課題―
  • 移動図書館は地域を救うか~児童支援とコミュニティ形成の取り組みを事例に~
  • 杉並区に図書館はもう1館必要か―図書館設置の現状と課題―
  • すべての公共図書館が先進事例を目指すべきなのか~先進事例からみる図書館サービスの光と陰~
  • 利用者志向のコンピュータゲームデータベースの提案~書誌的事項の観点から~
  • 中学生はどのように本を選んでいるのか―八王子市読書感想文コンクール作品を参考に―
  • 公共図書館利用者の問題行動とその類型化
  • 中央大学第一体育館資料室の意義とその活用―図書館評価から考える展望―
  • 青森県の図書館事情は本当に貧弱か―地域格差から考える青森県の公共図書館の現状と可能性―
  • ウェブラジオの特徴とその分類─あるパーソナリティに着目して─

2017年度

  • 子どもの読書推進活動と公共図書館
  • メディアが先か流行が先か〜情報メディアから見る流行現象の姿〜
  • 公共図書館の知的障害者サービスの現状と理想像
  • 若者に魅せる図書館づくり―原作本を活用した図書館サービスの可能性―
  • 奉仕的業務から見る公共図書館業務受託企業における研修制度
  • 図書館の地震対策への姿勢―都内公共図書館の事例をもとに―
  • 図書館ウェブサイト評価シートの作成とその有効性
  • まちから図書館へ図書館からまちへ―図書館における子育て支援からまちづくりを考える―
  • 日本における「場としての図書館」の特徴

2016年度

  • 東京23区の公立図書館における指定管理者制度の実態
  • 図書館はつぶやく:図書館のSNS利用の可能性
  • 女児向けおとぎ話絵本における女性の描かれ方と女性像
  • 女性ファッション誌のこれまでとこれから:過去30年の内容分析を通して
  • 日本のデジタルアーカイブにおけるメタデータの現況と展望:絵図を対象に
  • 漫画の新しい分類方法

<近年の修士論文>

  • 大学生の読書活動増進と大学図書館の読書支援サービス
  • 公共図書館による医療・健康分野に関する図書館サービスの実践可能性
  • 地域調べ学習における地域調べ学習資料の保存と活用 ―三重県鈴鹿市の小中学校を対象とした実態調査―

学生へのメッセージ

本をたくさん読みましょう。いろいろな人と会話しましょう。


高校生・大学生へお薦めする本

  • 高田高史著, 2007, 『図書館が教えてくれた発想法』柏書房.
    【推薦理由】あかね市立図書館という架空の図書館でのできごとをもとに、調べもののプロである図書館員の調べかたが紹介されています。大学で資料をさがすときのヒントになるでしょう。姉妹編の『図書館のプロが教える<調べるコツ>』(柏書房, 2006)や『まちの図書館でしらべる』(柏書房, 2002)もおすすめです。
  • 松家仁之著, 2012,『火山のふもとで』新潮社.
    【推薦理由】「国立現代図書館」の設計コンペに向けて活動する、ある設計事務所を舞台とした小説。主人公をつうじて語られる建築というものづくりの奥深さや、プロの仕事のこだわりなど、学問に通じるところがあります。学習のあいまの息抜きにどうぞ。
  • ジャンニ・ロダーリ著, 窪田富男訳, 1990, 『ファンタジーの文法 : 物語創作法入門』筑摩書房. (ちくま文庫)
    【推薦理由】タイトルに「ファンタジー」、サブタイトルに「物語作成法」とありますが、小説執筆法といった技術指南書の類ではなく、あたらしくなにかを生み出すための手がかりがちりばめられた一冊。多様なものの見かた、考えかた、発想法の育成に効きます。