2018年1月26日(金)の14:00〜16:30という日程で、八王子市図書館部と本学社会情報学専攻が進めている共同研究の中間報告会が開催されました。会場は八王子市中央図書館3Fの視聴覚室です。同共同研究は昨年の7月1日から進められているもので、今回は、同研究に従事した4年生がそれぞれの卒業論文としてまとめた研究の成果を報告するという趣旨で実施されました。
報告された研究成果のタイトルは下記のとおりです。
- 利用者データに基づく八王子市立図書館の利用状況分析
- 子どもの読書推進活動と公共図書館
- 若者に魅せる図書館づくり ―原作本を活用した図書館サービスの可能性―
- 図書館の地震対策への姿勢 ―都内公共図書館の事例をもとに―
それぞれの報告について、参加者を交えて活発な意見交換が行われました。
報告に引き続き、小山・飯尾の両名から講評が加えられ、さらに、八王子市図書館部長の石黒様からも全体の講評を頂戴しました。
今回の研究成果は、学術的な発見だけを目的したものではなく、八王子市の図書館運営にも役立てられるように、八王子市と中央大学で共有されます。また、この中間報告会での議論から、今後の研究を進めるにあたり大きな示唆を得ることができました。
「中間報告会」というように、この共同研究はまだ続きます。初年度の共同研究期間は2018年6月30日までですが、延長を妨げるものではありません。今年度の最終報告会をその頃に実施する予定です。最終報告会では、研究に参加している教員による報告が行われる予定です。ご期待ください。