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「教員便り」カテゴリーアーカイブ
なんか変だよこの自販機?
右の写真は、地下鉄の駅で見かけた自動販売機です。この自販機、どこかが変だと思いませんか?
電子マネーで払うときにタッチする部分がどこにあるでしょう。写真をよくみてください、右上にありますね。身長175cmの私が、手をのばさないとタッチできません。この自販機で商品を電子マネーで購入するときの手順を考えてみましょう。
- まず、商品を選び、商品選択ボタンを押します。
- 次に、右上に手をのばして(背の低いひとはひょっとしたらジャンプする必要があるかもしれません!)電子マネーをタッチ。
- 商品は下の取り出し口から出てきます。しゃがんで商品を取り出します。ああ、たいへんだ…
商品を購入するたびに屈伸運動をしなければなりません。なんか変ですね?
飯尾ゼミ特別講演会2014冬
毎年恒例の特別講演会、2014年の後期はリブライズの河村さんにご講演をお願いしました。本日の講演は、たんに座学でお話を聞くだけでなく、実演を交えて、楽しくマイ図書館を作っていくというデモンストレーションも行われました。飯尾ゼミのメンバーも興味津々で参加しています。いつにないインタラクティブな特別セミナーで、予想外の展開に私もびっくり。
「世界で一番簡単な図書館システム」とのこと。これは凄い!
飯尾ゼミでは、様々な分野で活躍中のユニークな方々にご講演をお願いしています。夏冬、前期後期でそれぞれ一度ずつ、私もいつも楽しみにしている講演会です。毎回、講演会のあとは懇親会も開催します。講師のかたを交えてさらに議論を深めることもできますよ。
リブライズのウェブサイトも紹介しておきましょう(リンクをクリック!)。本好きのみなさん!みなさんも参加してみてはいかがでしょうか?
共同研究の紹介
本年度から開始した共同研究を紹介する原稿をChuo Onlineに寄稿しました。
学内の共同研究メンバーは社会情報学専攻の辻泉先生、社会学専攻の矢島先生、山田先生です。
新しいガジェット入りました
飯尾ゼミの裏テーマ(…というのは大げさですが)は、UIガジェットの評価です。UIガジェットを使った新しいアプリケーションを研究してみたいひとは、ぜひ私のゼミで一緒に研究しましょう。
ところで飯尾ゼミのUIガジェットってどんなものがあるのでしょう?少し紹介すると、たとえばこんなもの。
- Wiimote … Wii(ゲーム機)リモコンの活用
- Kinect … 現在、ゼミ生のK君に貸出中
- LEAP motion(写真右)
本日、ここに新たなメンバが参加します。昨夜、カナダから小包が届きました。「Myoアームバンド」です(写真左)。
Myoって何?というひとには、こちらをご紹介しましょう。本当にこんなコントロールができるのかな?
Myo Gesture Control Armband
試してみた結果は、そのうちまた報告します!
子育て支援事業の講師をします
研究者として、そして子育ての大変な時期を通過した(はずの)母親として、
12月12日に銀座三越で開催される子育て支援事業の講師をします。
バリバリがんばってるお母さんも、ちょっと疲れちゃったお母さんも…
子育て真っ最中のいろんなお母さんに会えるのを楽しみにしています。
追記:当日のようすがこちらにアップされています。
ゼミ発表会’14
11月20日の夜、ヒルトップ(学食棟)4Fの特設会場で、中央社会学会主催のゼミ発表会が開催されました。このゼミ発表会は、2年生が来年から所属するゼミ選択の参考にするために、各ゼミが相談に乗るというイベントです。
会場には各ゼミのブースが設けられ、そこでは2年生の質問に対して、3年生と4年生が親身になって相談にのっていました。また、一部のゼミは20分ほどのプレゼンテーションをして、それぞれの活動をアピールしていました。
学生主体のイベントですが、それぞれのゼミでの指導教員も業務の合間をぬって参加しました(私も少しだけ参加しました)。立食形式で行われ、各ブースでは和気あいあいと盛りあがっていた様子です。
それにしても、学生が主体的にこのようなイベントを開催するという点は、素晴らしいですね。
ゼミ選択は大学生活後半を決める大きなターニングポイントです。2年生は、やりたい内容を見つけることができたでしょうか?(飯尾)
基礎演習(1年生)の授業
さて、10年後である今年の基礎演習の時間には、どんなことをやっているのでしょう…
HPのリニューアル中に書いていたブログの記事(2014年6月7日)を転載しますね。
HPの「授業内容紹介」の「基礎演習」も私が書いたので、内容は似ていますよ。
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松田です。
社会情報学専攻に入学した学生は、情報コミュニケーションコースは2クラス、図書館情報学コースは1クラスの計3クラスの、どこかのクラスに所属することとなります。
語学や体育、そして専門基礎科目など必修授業の多くは、このクラス単位であることが多く、よく顔を合わせるので、仲のよい友だちができる場にもなっています。
… そういえば、先日5~6年前の卒業生に会ったのですが、今もクラスの友だちとの交流が続いているようで、何人かの近況を聞くことができ、うれしく思いました。
さて、私が担当する科目の一つに「社会情報学基礎演習」という1年生向けの科目があります。
この科目は上記のクラス単位で行われるもので、「大学での学びとは」からスタートし、7月までの夏学期期間中に、文献の読み方、統計データの読み方、資料の集め方、レポートや論文の書き方などを身につけてもらうことを目的としています。
この授業でまず話すのは、
・論文には決まった「型」があるので、その「型」を身につけよう
ということであり、
・スポーツや楽器演奏と同じように、「型」を身につけるまでには、練習が必要
ということです。
高校までの作文や感想文は思ったことを書けばよかったかもしれません。
「思ったことを思った通りに書く」というのは、得意な人はよいかもしれませんが、苦手な人にとっては「何をどう書いていいのかわからない。だから苦手」となるのではないでしょうか。
実際、私は後者、作文が苦手で、とにかく作文の宿題には泣かされてきました。
ですが、今は「論文という文章を書く」ことは、日常的な仕事の一部です。
その経験からも、
・日本語の読み書きができるからといって、そのまま、論文の読み書きができるわけではない
・スポーツや楽器を身につけてきたように、「型」を意識して、練習をすれば、誰でもある程度はできるようになるはず。
と考え、指導しています。
専門用語が多い学術論文も、論文の「型」を意識しながら読むことで、ある程度は読みやすくなりますし、1000字以上の文章を書いたことがないという人でも、「何をどういう順番で書いていくといいのか」を意識することで、ある程度書けるようになります。
…さっきから、「ある程度」が多いですね(^^;;
全員が「すぐに」「上手に」なるとまでは言えないので、歯切れが悪い書き方になっています。
ということで、今年の1年生も現在修行中。
先日は、各自、学術論文を読み、要約した上で、論点を挙げるという最初の課題をレポートとして提出してもらいました。
そのレポートは、私が赤ペンを入れて返却するだけでなく(あとでコメントシートに「真っ赤になっていて、正直、ひきました」と書いている人がいましたが)、「お互いに読んで、評価する」という次の課題へ。
次の授業では、クラス全員のレポートを読んできた上で、どの人のレポートがどんな点でよいのか、グループで考えてもらいました。
たくさんのレポートを実際に読んでみることで、「よいレポート」を具体的に考えることができただけでなく、友だちのレポートには「すぐにでもまねできるポイント」がたくさん見つかったよう。
「内容はまねをしてはいけませんが、形式はまねしましょう」と話しました(^^)
また、今年のクラスは35名強と人数が多いので、レポートを読む教員の側の気持ちもわかってもらえ、「内容だけでなく、見た目にも読む気にさせるレポートを書こうと思います」というコメントも (ぜひ、そうしてくださいね)
さて、この科目の最終課題は「論文」を書いてもらうことです(4800字以上6400字以内)。
初めての「論文」なので、締切まで2ヶ月近くある今週、課題を出し、準備に入ってもらうこととしました。まずは、論文には必ず必要な「問い」と「答え」を意識し、論文のテーマを選ぶことからスタートです。
論文の「型」を身につけ、書けるようになることは、卒業後、別の「型」の文章を書くことになったときにも応用がきくはず。
しっかりがんばりましょう。
卒業生と会いました
2004年に担当した1年生向け基礎演習クラスのみなさんに声をかけていただき、
先日、10人ほどで食事をしてきました。
卒業以来はじめてという人も多く、みなさん「大人」になって、
元気に充実した毎日を過ごしているようすを知ることができ、とてもうれしかったです。
さて、このクラス、ノリのよいクラスで、とにかく頻繁にクラスで一緒に遊びに行く、
しかも、遠出の際には「しおり」まで作っていたのを覚えていましたが…
(授業で注やルビの付け方を扱ったところ、「遠足のしおり」に「お遊び」として
実践されていたのを見つけ、言わなかったけれど、感動した覚えもあります(笑)
今回の食事会に合わせ制作された30ページに及ぶ「記念冊子」、私もいただきました。
いずれのページもかなり手がかかっていて、すべて紹介したいところですが、
プライバシーもありますので(笑)、掲載許可をもらった表紙と私の著作紹介ページのみアップしますね。
とても素敵な紹介でしょう?
みんな、仕事でとっても忙しい中、楽しみも全力!というのがわかる、うれしい「お土産」です。