ホーム » 教員便り » 松田美佐 (ページ 5)

松田美佐」カテゴリーアーカイブ

「うわさ」についてのインタビュー記事

下記二誌に、インタビュー記事が掲載されています。

『母の友』 2015年8月号

【特集】みんな大好き? う・わ・さ
「うわさの正体」

 

『第三文明』 2015年8月号

【特集】噂の検証
「不確実な時代の『うわさ』と個人の関係を考える」

ちょっと先ですが…

ちょっと先ですが、8月6日に滋賀県人権センターでお話をさせていただきます。
「2015年度 インターネット人権マスター講座」
兼任講師としてゼミを担当していただいている実践女子大の松下慶太先生も先月お話になったとのこと。
もっと、早くアップすればよかったですね~。

「事実」と「意見」@基礎演習

一年生向けの「基礎演習」の時間に、「事実」と「意見」について話したところ、その日のリアクションペーパーに次のような3つの文を書いて、質問をしてくれた学生がいました。いい例だったので、次の週に取り上げて、クラスのみなさんに考えてもらうことに…

1.スマホ依存が多い

2.スマホ依存が多いと思う

3.スマホ依存が増加している

最初は、1と3が「事実」、2は「意見」という意見が多かったのですが、みんなで考えているうちに、???
そのうちに、「全部意見?」という意見も出てきて…(ややこしい説明ですね (^^;; )。

さて、みなさんはどう考えますか?

 

取材をうけました

NHK北海道放送局の取材が、今、終わりました。
慣れないVTR撮り、とても疲れましたが、
取材にきた釧路放送局の記者さんが中大出身だとうかがい、嬉しいなぁ、と。

放送予定は
6月1日(月)18:10~NHK北海道放送局「ほっとニュース北海道」

1993年の釧路沖地震の時の話やネット社会でのうわさの変容など、災害時のうわさについて話しました。

北海道だけの放送ですので、私が見るのも後日。
在北海道のみなさん、よろしければ、ご覧くださいね。

CHUO ONLINEの記事

CHUO ONLINEに中央大学中央図書館事務部レファレンス・情報リテラシー担当副部長の入矢玲子さんが寄稿されています。とてもいい記事なのでご紹介しますね。

『検索時代の図書館:「隠れた情報」のさがし方』

図書館のレファレンスサービスのみなさんには、研究の上でも、授業でもお世話になっています。

(授業での話は、「図書館広報誌MyCUL 24号に出てます!」をどうぞ)

 

 

 

SANKEI EXPRESSにFLPゼミ生が寄稿しました。

FLP松田ゼミでは、毎年夏に記事執筆を目標に取材合宿をおこなっています。

今年度の夏、石巻をベースに取材した記事が、『SANKEI EXPRESS 』2015年2月1日号に掲載されました。

ウェブ上でも読めますので、どうぞご覧ください。

絆つなげ 宮城の「今」を聞く(上) 被災地に根差し 復興に貢献

絆つなげ 宮城の「今」を聞く(下) 地域活性化へ チャレンジ後押し

共同研究の紹介

本年度から開始した共同研究を紹介する原稿をChuo Onlineに寄稿しました。

「若者の『内向き志向』」を考える

学内の共同研究メンバーは社会情報学専攻の辻泉先生、社会学専攻の矢島先生、山田先生です。

子育て支援事業の講師をします

研究者として、そして子育ての大変な時期を通過した(はずの)母親として、
12月12日に銀座三越で開催される子育て支援事業の講師をします。

「先輩ママに聞く!仕事と子育て両立術」

バリバリがんばってるお母さんも、ちょっと疲れちゃったお母さんも…
子育て真っ最中のいろんなお母さんに会えるのを楽しみにしています。

 

追記:当日のようすがこちらにアップされています。

基礎演習(1年生)の授業

さて、10年後である今年の基礎演習の時間には、どんなことをやっているのでしょう…
HPのリニューアル中に書いていたブログの記事(2014年6月7日)を転載しますね。

HPの「授業内容紹介」の「基礎演習」も私が書いたので、内容は似ていますよ。

—————————————————-

松田です。

社会情報学専攻に入学した学生は、情報コミュニケーションコースは2クラス、図書館情報学コースは1クラスの計3クラスの、どこかのクラスに所属することとなります。
語学や体育、そして専門基礎科目など必修授業の多くは、このクラス単位であることが多く、よく顔を合わせるので、仲のよい友だちができる場にもなっています。

… そういえば、先日5~6年前の卒業生に会ったのですが、今もクラスの友だちとの交流が続いているようで、何人かの近況を聞くことができ、うれしく思いました。

 

さて、私が担当する科目の一つに「社会情報学基礎演習」という1年生向けの科目があります。
この科目は上記のクラス単位で行われるもので、「大学での学びとは」からスタートし、7月までの夏学期期間中に、文献の読み方、統計データの読み方、資料の集め方、レポートや論文の書き方などを身につけてもらうことを目的としています。

 

この授業でまず話すのは、

・論文には決まった「型」があるので、その「型」を身につけよう

ということであり、

・スポーツや楽器演奏と同じように、「型」を身につけるまでには、練習が必要

ということです。

高校までの作文や感想文は思ったことを書けばよかったかもしれません。
「思ったことを思った通りに書く」というのは、得意な人はよいかもしれませんが、苦手な人にとっては「何をどう書いていいのかわからない。だから苦手」となるのではないでしょうか。

実際、私は後者、作文が苦手で、とにかく作文の宿題には泣かされてきました。
ですが、今は「論文という文章を書く」ことは、日常的な仕事の一部です。

その経験からも、
・日本語の読み書きができるからといって、そのまま、論文の読み書きができるわけではない
・スポーツや楽器を身につけてきたように、「型」を意識して、練習をすれば、誰でもある程度はできるようになるはず。
と考え、指導しています。

 

専門用語が多い学術論文も、論文の「型」を意識しながら読むことで、ある程度は読みやすくなりますし、1000字以上の文章を書いたことがないという人でも、「何をどういう順番で書いていくといいのか」を意識することで、ある程度書けるようになります。

…さっきから、「ある程度」が多いですね(^^;;
全員が「すぐに」「上手に」なるとまでは言えないので、歯切れが悪い書き方になっています。

 

ということで、今年の1年生も現在修行中。
先日は、各自、学術論文を読み、要約した上で、論点を挙げるという最初の課題をレポートとして提出してもらいました。
そのレポートは、私が赤ペンを入れて返却するだけでなく(あとでコメントシートに「真っ赤になっていて、正直、ひきました」と書いている人がいましたが)、「お互いに読んで、評価する」という次の課題へ。

次の授業では、クラス全員のレポートを読んできた上で、どの人のレポートがどんな点でよいのか、グループで考えてもらいました。
たくさんのレポートを実際に読んでみることで、「よいレポート」を具体的に考えることができただけでなく、友だちのレポートには「すぐにでもまねできるポイント」がたくさん見つかったよう。
「内容はまねをしてはいけませんが、形式はまねしましょう」と話しました(^^)

また、今年のクラスは35名強と人数が多いので、レポートを読む教員の側の気持ちもわかってもらえ、「内容だけでなく、見た目にも読む気にさせるレポートを書こうと思います」というコメントも (ぜひ、そうしてくださいね)

さて、この科目の最終課題は「論文」を書いてもらうことです(4800字以上6400字以内)。
初めての「論文」なので、締切まで2ヶ月近くある今週、課題を出し、準備に入ってもらうこととしました。まずは、論文には必ず必要な「問い」と「答え」を意識し、論文のテーマを選ぶことからスタートです。

論文の「型」を身につけ、書けるようになることは、卒業後、別の「型」の文章を書くことになったときにも応用がきくはず。

しっかりがんばりましょう。

卒業生と会いました

2004年に担当した1年生向け基礎演習クラスのみなさんに声をかけていただき、

先日、10人ほどで食事をしてきました。

卒業以来はじめてという人も多く、みなさん「大人」になって、

元気に充実した毎日を過ごしているようすを知ることができ、とてもうれしかったです。

 

さて、このクラス、ノリのよいクラスで、とにかく頻繁にクラスで一緒に遊びに行く、

しかも、遠出の際には「しおり」まで作っていたのを覚えていましたが…

(授業で注やルビの付け方を扱ったところ、「遠足のしおり」に「お遊び」として

実践されていたのを見つけ、言わなかったけれど、感動した覚えもあります(笑)

 

 

63974_746356378767339_3411291134269906731_n      20141202_083358

 

今回の食事会に合わせ制作された30ページに及ぶ「記念冊子」、私もいただきました。

いずれのページもかなり手がかかっていて、すべて紹介したいところですが、

プライバシーもありますので(笑)、掲載許可をもらった表紙と私の著作紹介ページのみアップしますね。

とても素敵な紹介でしょう?

 

みんな、仕事でとっても忙しい中、楽しみも全力!というのがわかる、うれしい「お土産」です。