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「社情の日常」カテゴリーアーカイブ
ゼミ発表会’15
毎年この季節は、ゼミに参加している3、4年生は、ゼミ論や卒論の作成に大わらわとなる季節です。ソワソワし始めるのは彼らだけではありません。2年生も、進級を控えて希望ゼミの申請を提出する〆切が近づいてくるからです。
ゼミの選択は、4年間の学部生活において後半2年間の生活を左右する大きな事項です。そのため、学生主体でゼミ発表会が毎年開催されています。今年も、11月19日、ヒルトップ(学食棟)4Fの特設会場で、中央社会学・社会情報学会主催のゼミ発表会が開催されました。
ゼミ発表会では、会場に各ゼミのブースが設けられ、3年生と4年生が2年生の質問に対して相談に乗ります。一部のゼミは、10分程度のプレゼンテーションをして、それぞれの活動をアピールします。本イベントは学生主体のものですが、各ゼミでの指導教員も業務の合間をぬって参加しました。私も少しだけ顔を出しましたよ。
Z会の大学紹介記事「TEIDAN」
Z会の大学や専攻紹介記事「TEIDAN」に、FLPジャーナリズムプログラム松田ゼミの卒業生・在学生との鼎談がアップされています。
FLPについてはもちろん、文学部についても話していますので、ご覧下さい
( こちら から登録しないと見られないようです)
スマートフォンを持って金沢城に行こう
飯尾ゼミでは、8月の25、26日に、一泊二日でゼミ合宿を行いました。合宿先は石川県の金沢市、北陸新幹線に乗っての訪問です。
初日は株式会社DMM.comラボ様のオフィスを訪問、企業見学とともに、素敵な会議室をお借りして、ゼミメンバーがそれぞれ現在進めている研究の、中間発表会を行いました。発表会には若手社員の皆様も参加してくださり、活発な意見交換が行われました。
いつものようにゼミメンバーがお互いに質疑するだけでなく、DMM.comラボ社員の皆様からも厳しいツッコミや素晴らしいアドバイスなどが飛び交い、発表したメンバーには、たいへんよい刺激になったはず。それぞれ、研究をブラッシュアップしてより良い卒業論文(3年生はゼミ論文)に仕上げてほしいものです。
合宿の二日目はフィールドワーク、金沢市内の調査です。
金沢城公園で、「金沢城ARアプリ」という興味深いサービスを発見しました。案内板の片隅に、小さくQRコードが示されています。
ポケットからスマートフォンを取り出し、さっそくダウンロードしてみました。このアプリ、石川県の金沢城調査研究所が提供しているもののようです。金沢城に関する情報を提示してくれるツアーガイドのアプリケーションですが、GPSで取得した位置情報を利用したスタンプラリー機能が備えられています。さらには、公園内にいくつか存在するマーカーにスマートフォンをかざすと、詳細な情報を得ることができるという仕組みも組み込まれています。
右の写真では、訪問したポイントが緑色に変化しています。惜しむらくは、様々なポイントを回っても得られるのは情報だけということ。同じ県庁内の観光課あたりと協力して、民間企業が考えるような付加価値提供に発展すれば、もっと面白いサービスになるのではないでしょうか。
金沢市内の商業サービスと提携して、全部のポイントを制覇するとお土産がもらえるとか、魅力的なクーポン券が発行されるとか。そんなサービスに発展したら、金沢城の散策がもっと楽しくなるかもしれませんね。
OpenSym2015に参加しました
米国サンフランシスコで8月19日から21日まで開催されたOpenSym2015に参加しました。
私はポスターセッションで参加者と議論してきました。そのときの様子がレポートされています。写真もあるのでリンク先をぜひ参照してみてください。簡単な英語ですが、以下、飯尾による超訳です。
OpenSymは実験する才能と意気に溢れる学会です。今回は、Wiki Ed Foundation(ウィキ教育財団)との共同でウェルカムパーティを行いました。ウェルカムレセプションはまた、ポスター、デモを展示する主要な場所でもあります。この場所、プレシディオの一宅で、うまくいくかどうか興味津々でしたが、驚くべきほどうまくいきました。この家の(退屈な会議室とくらべて)よりくつろいだ雰囲気のなか人々はいっそう楽しくお喋りできました。Wiki Ed Foundationの皆さん、このようなパーティを実現できて、どうもありがとう!
ベトナム研修2015
今年も「グローバル・スタディーズ」の研修で、ベトナムはホーチミン市にやってきました。今回の日程は8/5〜8/8の4日間。NECベトナム様の全面的な協力を仰ぎ、ITの効果的な活用をテーマに、日本とベトナムの社会比較を行います。昨年度、日本からの参加者は5名だけでしたが、今年は9名が参加しました。たまたま社情の学生が3名参加していますが、その他、文学部他専攻だけでなく、法学部や経済学部からも参加しています(「グローバル・スタディーズ」は全学に向けて履修可能としている科目です)。
初日はNECの皆様より、ベトナムの概要、発展の状況、NECベトナムがここベトナムでどのような業務を行っているのかなどのレクチャーを受けます。その後、会場設営とコーヒーブレーク用のお菓子などをスーパーへ買い出しに。売られているフルーツの多彩さに驚く一方で、「日本とそう変わらないね」との声も。
このベトナム研修、本番は、2日目・3日目の2日間にわたる日越合同ワークショップです。今回は、12名の現地学生が参加してくれました。日本側9名、ベトナム側12名で、昨年よりはバランスのとれた構成となりました。
ひと通りの自己紹介に続き、初日は、日本側からプレゼンテーション、ベトナム側からプレゼンテーションが行われます。それぞれの社会でどのようにITが活用されているか、お互いに理解を深めます。今回はベトナム人学生からも、ユニークなプレゼンテーションが飛び出しました(本音を白状すると、あまりにユニークで時間が足りなくならなくなるか、ハラハラしながら見守っていました)。
プレゼンテーションのあとは、4つのグループに分かれてグループディスカッションを行います。課題は「ベトナムの社会を良くするためにNECが提案すべきプロジェクトの企画書を作成すべし」というもの。もちろん、NECのプロジェクトなので、ITを効果的に活用した企画です。
ワークショップの後半では、各グループでの熱心な議論とプレゼン資料の作成が進められました。研修3日目(ワークショップ2日目)の最後には、NEC社員の方々も交えて、成果発表のプレゼンテーションです。4つのグループによる素晴らしいアイデアが、発表されました。どのグループも、短時間でうまくまとめており発表も上手にできました。
この研修、最大の特長は、参加した日越の学生がとても仲良くなることです。2日間、みっちり議論するので仲良くならないはずがありません。最終日の今日は、現地学生がホーチミン市内の案内をしてくれることになっています。まさに「よく学びよく遊べ」を具体化したこの研修、2回めの今年も大成功となりそうです(帰国するまでが研修です)。
Rの謎を追え
米国に出張中、ラスベガス発ロサンゼルス行きの飛行機に乗っていたときの出来事です。右側の窓から地上を見下ろしていたら、奇妙なモノを見つけました。山肌に大きく描かれた「R」の文字です(写真1)。
大文字焼きをイメージしてください。あんな感じで、大きく目立つ「R」のひと文字が山中に描かれています。
帰国してからも、あの「R」が気になって仕方なく、落ち着きません。「Google Mapの航空写真で探してみよう」と思い立ったものの、なかなか見つからず、満たされない思いはつのるばかり。
そりゃそうですよね。いくら大きな「R」だとはいえ、航空写真で見つけるためには、かなり拡大しなければいけません。そのうえで、シラミつぶしに探索していかねばなりません。このような方法では、効率よくうまく探していかないと、どこを探しているやらわからなくなってしまいます。
「地図にマークでも描いてあればいいのに」なんてブツブツと呟きつつ… しかし、そんな都合のよいことはありません。それなりに丹念に探してみたものの、そう簡単には見つからず、諦めかけていたのですが…