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ベトナム研修2016

今年も「グローバル・スタディーズ」の研修で、ベトナムはホーチミン市を訪問しました(写真は最後にまとめて添付します)。今回の日程は8/7〜8/13の7日間と、例年よりは多少、長めです。例年同様にNECベトナム様の全面的な協力を仰ぎ、ITの効果的な活用をテーマに、日本とベトナムの社会比較を行いました。今年度は、日本からの参加者が6名、ベトナム側、現地学生の参加者も6名でした。

本研修は、研修の2日目と3日目に行われる、日越合同の2日間にわたるワークショップがメインです。ワークショップ初日の午前中、まずは、ひと通りの自己紹介に続いて、日本側からプレゼンテーションを行います。テーマは日本におけるIT利活用事情です。ランチのあとは、事前に送付していた質問票に従って、ベトナム側からプレゼンテーションが行われました。まずは、このようなプレゼンテーションによって、それぞれの社会でどのようにITが活用されているか、お互いに理解を深めます。

プレゼンテーションのあとは、3つのグループに分かれてグループディスカッションを行いました。課題は「ベトナムの社会を良くするためにNECが提案すべきプロジェクトの企画書作成」です。「ITを効果的に活用して、ベトナムの社会に対するよい影響をNECがどのように与えることができるかを考えましょう」というタスクをグループで遂行します。このグループディスカッションは、ワークショップ1日目の午後と2日目の夕方まで、みっちりと行われます。今回は、各チーム日本人2名・ベトナム人2名という小ぢんまりしたグループ構成となったので、かなり深い議論が進められた様子でした。

研修3日目(ワークショップ2日目)の最後には、成果発表のプレゼンテーションが行われました。最終成果発表にはNECの若手社員も参加してくださり、質疑応答では厳しいツッコミも出ていました。しかし、3つのグループの発表は、どれもユニークなもので、今年も素晴らしい成果を得ることができました。

ワークショップの翌日には市内を視察、さらに、今年は日程を長めに取っていたので、最終日にはエクスカーションでホーチミン市郊外まで足を伸ばしました。本研修の目的は、途上国におけるIT活用状況を現地市民の目線で学ぶというものですが、それだけでなく、歴史に思いを馳せ、現地の文化を実体験することも大切な学びですね。

初日のインストラクション
初日のインストラクション
ワークショップ初日:日本側プレゼンテーション
ワークショップ初日:日本側プレゼンテーション
ランチタイム
ランチタイム
ワークショップ2日目:グループ・ディスカッション
ワークショップ2日目:グループ・ディスカッション
最終成果発表の様子
最終成果発表の様子
ベトナム学生がバイン・セオの店に連れていってくれました
ベトナム学生がバイン・セオの店に連れていってくれました
日本食レストランにご招待
日本食レストランにご招待

ご参考:2015年度の報告「ベトナム研修2015」