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作者アーカイブ: Misa Matsuda
共同研究の紹介
本年度から開始した共同研究を紹介する原稿をChuo Onlineに寄稿しました。
学内の共同研究メンバーは社会情報学専攻の辻泉先生、社会学専攻の矢島先生、山田先生です。
子育て支援事業の講師をします
研究者として、そして子育ての大変な時期を通過した(はずの)母親として、
12月12日に銀座三越で開催される子育て支援事業の講師をします。
バリバリがんばってるお母さんも、ちょっと疲れちゃったお母さんも…
子育て真っ最中のいろんなお母さんに会えるのを楽しみにしています。
追記:当日のようすがこちらにアップされています。
基礎演習(1年生)の授業
さて、10年後である今年の基礎演習の時間には、どんなことをやっているのでしょう…
HPのリニューアル中に書いていたブログの記事(2014年6月7日)を転載しますね。
HPの「授業内容紹介」の「基礎演習」も私が書いたので、内容は似ていますよ。
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松田です。
社会情報学専攻に入学した学生は、情報コミュニケーションコースは2クラス、図書館情報学コースは1クラスの計3クラスの、どこかのクラスに所属することとなります。
語学や体育、そして専門基礎科目など必修授業の多くは、このクラス単位であることが多く、よく顔を合わせるので、仲のよい友だちができる場にもなっています。
… そういえば、先日5~6年前の卒業生に会ったのですが、今もクラスの友だちとの交流が続いているようで、何人かの近況を聞くことができ、うれしく思いました。
さて、私が担当する科目の一つに「社会情報学基礎演習」という1年生向けの科目があります。
この科目は上記のクラス単位で行われるもので、「大学での学びとは」からスタートし、7月までの夏学期期間中に、文献の読み方、統計データの読み方、資料の集め方、レポートや論文の書き方などを身につけてもらうことを目的としています。
この授業でまず話すのは、
・論文には決まった「型」があるので、その「型」を身につけよう
ということであり、
・スポーツや楽器演奏と同じように、「型」を身につけるまでには、練習が必要
ということです。
高校までの作文や感想文は思ったことを書けばよかったかもしれません。
「思ったことを思った通りに書く」というのは、得意な人はよいかもしれませんが、苦手な人にとっては「何をどう書いていいのかわからない。だから苦手」となるのではないでしょうか。
実際、私は後者、作文が苦手で、とにかく作文の宿題には泣かされてきました。
ですが、今は「論文という文章を書く」ことは、日常的な仕事の一部です。
その経験からも、
・日本語の読み書きができるからといって、そのまま、論文の読み書きができるわけではない
・スポーツや楽器を身につけてきたように、「型」を意識して、練習をすれば、誰でもある程度はできるようになるはず。
と考え、指導しています。
専門用語が多い学術論文も、論文の「型」を意識しながら読むことで、ある程度は読みやすくなりますし、1000字以上の文章を書いたことがないという人でも、「何をどういう順番で書いていくといいのか」を意識することで、ある程度書けるようになります。
…さっきから、「ある程度」が多いですね(^^;;
全員が「すぐに」「上手に」なるとまでは言えないので、歯切れが悪い書き方になっています。
ということで、今年の1年生も現在修行中。
先日は、各自、学術論文を読み、要約した上で、論点を挙げるという最初の課題をレポートとして提出してもらいました。
そのレポートは、私が赤ペンを入れて返却するだけでなく(あとでコメントシートに「真っ赤になっていて、正直、ひきました」と書いている人がいましたが)、「お互いに読んで、評価する」という次の課題へ。
次の授業では、クラス全員のレポートを読んできた上で、どの人のレポートがどんな点でよいのか、グループで考えてもらいました。
たくさんのレポートを実際に読んでみることで、「よいレポート」を具体的に考えることができただけでなく、友だちのレポートには「すぐにでもまねできるポイント」がたくさん見つかったよう。
「内容はまねをしてはいけませんが、形式はまねしましょう」と話しました(^^)
また、今年のクラスは35名強と人数が多いので、レポートを読む教員の側の気持ちもわかってもらえ、「内容だけでなく、見た目にも読む気にさせるレポートを書こうと思います」というコメントも (ぜひ、そうしてくださいね)
さて、この科目の最終課題は「論文」を書いてもらうことです(4800字以上6400字以内)。
初めての「論文」なので、締切まで2ヶ月近くある今週、課題を出し、準備に入ってもらうこととしました。まずは、論文には必ず必要な「問い」と「答え」を意識し、論文のテーマを選ぶことからスタートです。
論文の「型」を身につけ、書けるようになることは、卒業後、別の「型」の文章を書くことになったときにも応用がきくはず。
しっかりがんばりましょう。
卒業生と会いました
2004年に担当した1年生向け基礎演習クラスのみなさんに声をかけていただき、
先日、10人ほどで食事をしてきました。
卒業以来はじめてという人も多く、みなさん「大人」になって、
元気に充実した毎日を過ごしているようすを知ることができ、とてもうれしかったです。
さて、このクラス、ノリのよいクラスで、とにかく頻繁にクラスで一緒に遊びに行く、
しかも、遠出の際には「しおり」まで作っていたのを覚えていましたが…
(授業で注やルビの付け方を扱ったところ、「遠足のしおり」に「お遊び」として
実践されていたのを見つけ、言わなかったけれど、感動した覚えもあります(笑)
今回の食事会に合わせ制作された30ページに及ぶ「記念冊子」、私もいただきました。
いずれのページもかなり手がかかっていて、すべて紹介したいところですが、
プライバシーもありますので(笑)、掲載許可をもらった表紙と私の著作紹介ページのみアップしますね。
とても素敵な紹介でしょう?
みんな、仕事でとっても忙しい中、楽しみも全力!というのがわかる、うれしい「お土産」です。
図書館広報誌MyCUL 24 号に出てます!
前期、基礎演習で図書講習会をお願いした際に、
取材が入ったと書きましたが(下記はそのときの記事 2014年6月25日)、
図書館の広報誌『My CUL』24号に掲載されました!
受講学生のインタビューも載っていますので、ぜひご覧ください。
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松田です。
本日の「社会情報学基礎演習(1年生の必修授業)」は、中央図書館の情報リテラシールーム『CITRAS』での図書館司書の方による図書館講習会でした。
以前にもご紹介したように、この授業は「大学の学びとは?」からスタートし、夏学期中に文献の読み方、統計データの読み方、資料の集め方、レポートや論文の書き方などを身につけてもらうことを目的としています。
今の学生は小中学校の頃から、インターネットを利用してきて、情報検索には慣れていますが、それが「適切な」検索方法であるかといえば、そうでもないと感じています。
「適切な」検索方法を身につけることは、大学での学びだけではなく、社会に出た後もずっと役に立つはず。
ということで、私からも文献・資料の集め方は話すのですが、プロの司書の方に実習形式でお教えいただいた方が効果的だと考え、毎年、図書館とデータベースの利用について講習会をお願いしています。
知らないことがいっぱいあったんじゃないかな~
普段は入ることができない書庫も面白かったでしょ。
…書庫の中を走っている「電車」がかわいいと評判だったとか(^^)
ぜひ、これからの学びに活かしてくださいね。
今回の講習会のようすですが、図書館広報誌『My CUL』の取材を受けました。
次号(2014年11月発行予定)に記事が掲載されるとのことですので、楽しみです。
基礎演習でのキャリア講演
先週の『基礎演習』の時間、ファーストリテーリングから山崎沙織さんに来ていただき、一年生のみなさんがこれからの進路を考える上で参考になるお話をしていただきました。
大学一年生から卒業後のことを考えるというのは早すぎるように思うかもしれませんが、とても重要なことですよね。
パリ店のオープニングにも関わったという山崎さん、実は中大文学部卒、しかも「お隣」の社会学専攻の卒業生ということで、身近な先輩の話に、みんな刺激をうけたようで、よかったです。
>出席していたみなさん
補足として私から話した「学外活動応援奨学金」については、学部奨学金制度を見て下さい。
報告書もアップされているので、よく読んで、ぜひ来年度チャレンジしてみるように!
ゼミ生の書いた記事
松田です。お久しぶりです(^^)
こちらにもアクセスできるようになったので、まずは以前のブログ記事(2014年6月10日)から転載しますね。
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私の学部ゼミに所属する学生が書いた記事を紹介します。
塩野入香菜さん
「書店経営はイノベーションの宝庫!?書店の新しい可能性を探る」
長沼あね佳さん
長沼さんは他にもたくさん記事を寄稿していますよ(リンク先で名前をクリックすると一覧が出てきます)。