中央大学文学部社会情報学専攻と八王子市図書館では、図書館活動を応援する共同研究を実施しています。今年度の共同研究のテーマの1つとして、ポップアップライブラリ・プロジェクトがあります。
ポップアップとは「突然現れる」といった意味で、期間限定で営業するポップアップストアなどが有名です。この期間限定の取り組みを図書館に取り入れたプロジェクトがポップアップライブラリ・プロジェクトです。具体的には、八王子市中央図書館をもっと高校生や大学生に使ってもらいたい、居場所の1つにしてもらいたい、そのために高校生や大学生と一緒にどのような図書館であれば立ち寄りたくなるかを考え、それを期間限定で実際にやってみよう!という企画です。
その第一弾として、8月20日(日)と27日(日)の2回にわたり、八王子学園八王子高等学校、東京都立八王子桑志高校から4名の高校生に参加してもらい、本学の学生3名とともに、ワークショップを開催しました。
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初日の20日は、このプロジェクトの概要、中央図書館の見学、そして「高校生にとっての居場所とは」と題するワークショップを開催しました。高校生や大学生からたくさんの意見が出たほか、企画運営した八王子図書館の職員、八王子高等学校の先生からも意見が披露され、共感したり、なるほどと感心したりなど、有意義な意見交換ができました。来週27日には、ここで出た意見をもとに、図書館につくる自分たちの居場所を考えていきます。

