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作者アーカイブ: Kenji Koyama

2024年度入学式が行われました(4月2日)

あらためまして、新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。また、ご家族のみなさまもおめでとうございます。

お天気にも恵まれ、多くの方に入学式にご参加いただきました。ありがとうございました。

中央大学は多摩キャンパスと都心キャンパス(後楽園、茗荷谷、市ヶ谷)から成りますが、入学式はすべての新入生がここ多摩キャンパスに集って開催されます。式の開催直前にはたくさんの方がキャンパスにあふれ、とてもにぎやかで華やかでした。

みなさんのこれからの学生生活が実り多きものになりますよう祈念するとともに、教職員一同、支援していきたいと思います。これから4年間、どうぞよろしくお願いします。

追記 下の写真は今朝、開門前のようすです。入学式前とは違った雰囲気をみなさんにお届けします。

入学式当日の朝のキャンパスのようす
入学式当日の朝のキャンパスのようす

資格課程キャリア講演会を開催しました(11月28日)

文学部では毎年、司書・司書教諭、学芸員、社会教育主事の資格課程を受講している、または受講を希望している学生向けに、卒業生を迎え、講演会を開催しています。今年度、司書・司書教諭課程では、11月27日に多摩市立図書館の中根智子様をお迎えして、ご講演いただきました。

キャリア講演会のようす
キャリア講演会のようす

当日は図書館でのお仕事のことはもちろん、学生時代のこと、就職活動のこと、そして司書としての心構えや普段から心がけていることなど、さまざまな観点からご自身のことをお話しいただきました。国文学専攻出身ということもあり、所属していたゼミでもある宇佐美毅教授も聴講くださいました。

講演ののち、中根様と私とで壇上に立ち、私からの質問にお答えいただくという形でいろいろなことを詳細にご説明いただきました。約1時間ほどの会でしたが、参加した学生のみなさんにとって有益な時間になったのではないかと思います。

このたびはお忙しい中、後輩のために足を運んでご講演いただき、ありがとうございました。これからの活躍を期待しています!

東京西地区大学図書館協議会秋季セミナーで講師を務めました(11月27日)

11月23日に亜細亜大学で開催された、東京西地区大学図書館協議会秋季セミナーで「AI時代の大学図書館」というテーマで講演しました。

最近、AIと聞いて思いつくのはChatGPTなどの対話型AIかと思います。対話型AIは、ChatGPTという名称にも表れているとおり、チャットという方法でAIが持つ膨大な情報の中から利用者が求める情報を提示するものです。対話型AIを含む生成AI、はたまたAIをどのように大学図書館サービスに生かすことができるかに関心を持っていた私は、セミナーに参加された大学図書館員のみなさんに対話型AIを体験いただき、その経験をみんなで共有することで、その関心について一緒に考えていただくことにしました。

セミナーでは4人1組となって、人との対話と対話型AIとの対話の違い、それぞれの優れている点、劣っている点などを話し合い、その結果を発表いただきました。途中、さまざまなトラブルがありましたが、セミナーを通じて得た経験や気づきを共有することができ、私自身、大変有意義な時間を過ごすことができました。セミナーの成果は参加者間で共有されるとのことですので、もう一度ふりかえってみようと思います。

本セミナーを企画、運営いただいた亜細亜大学のみなさん、セミナーに参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました。これからのますますのご活躍を期待しています!

八王子市中央図書館ポップアップライブラリ・プロジェクトのワークショップ第2弾を開催しました(11月24日)

2023年8月のワークショップに続き、ポップアップライブラリ・プロジェクトのワークショップ第2弾を11月23日に八王子市中央図書館で開催しました。8月のワークショップでは、高校生と大学生が協働して、ティーンエイジャーの居場所とはなにかを検討してもらいました。今回のワークショップでは、そこで得た知見も参考にしながら、実際にいすや机などを配置して、自分たちにとって心地よい居場所をつくってみることにしました。

実験場所は、展示室として使われている中央図書館地下1階の空間です。そこに、図書館で普段は使っていないいすや机を置いたり、マンガや植物を用意しました。ワークショップに先立って、図書館員のみなさんがこれらの家具などを配置し、その後高校生がそれらを自由に動かして、自分たちの居場所をつくるという試みです。

その結果、私たち「大人」が配置したかたちと、高校生たちが配置したかたちは、大きく異なっていました。その理由もまた、ワークショップ内のふりかえりで記録してもらいました。これらの結果は、共同研究の成果として後日、報告する予定です。

今回のワークショップにも参加してくれた東京都立八王子桑志高校の4名の高校生のみなさん、中大から参加してくれた竹市さん、鈴木さん、ありがとうございました。また、この企画を快く引き受けていただいた八王子市中央図書館のみなさん、そして植物などをご提供いただいたみなさまにここに記して感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

レイアウト変更後のようす(1)
レイアウト変更後のようす(2)

コース選択オリエンテーションを開催しました(11月16日)

本日、社会情報学概論(2)で、社会情報学専攻の1年生向けのコース選択オリエンテーションを開催しました。大尾先生、お時間を頂戴し、ありがとうございました。

社会情報学専攻には情報コミュニケーションコースと図書館情報学コースの2つのコースが設置されています。学生は、入学時にどちらかを選択して入学するのですが、2年次に進学するときに、2つのコースのいずれに所属するかを最終決定します。

決定にあたり、それぞれのコースの違い、カリキュラムの構成や履修できる科目、取得できる資格を確認することが不可欠です。そのため、毎年11月に1年生の必修科目である社会情報学概論(2)の時間を使ってオリエンテーションを開催しています。

伝えたいことが多すぎて、少し早口になってしまいましたが、みなさんは十分理解できたでしょうか。これから大学でどのようなことを学びたいか、卒業後にどのようなキャリアを歩みたいかなどを考えながら、じっくりコースを選んでもらえたらと思います。

コース選択届の締切は、11月23日(木)です。manabaから忘れずに提出してください。

大学図書館職員研修で講師を務めました(11月10日)

11月9日(木)にオンラインで行われた図書館職員基礎研修(東海地区大学図書館協議会主催)にて、「大学図書館、変わるコト、変わらないコト」と題した講演を行いました。講演では、私の大学図書館での経歴、研究者になってからの研究テーマや関心を振り返りながら、大学図書館の業務やサービスがどのように変化してきたかを検討しました。

以前は機械化や電算化と言われた電子化、デジタル化の急速な進展により、図書館業務はもちろん、学術情報も電子化し、その結果として大学図書館のありようが大きく変容したことを確認しました。他方、大学図書館ならではの変わらないコトもあるのではないか(あったのではないか)という点も提案しました。受講いただいた大学図書館職員のみなさん、いかがだったでしょうか。少しでも今後の実務のお役に立てたら幸いです。

図書館情報学実習の報告会を開催しました(11月1日)

図書館情報学実習を履修して、夏休み期間中に各図書館で実習した学生6名による報告会を開催しました。図書館情報学実習は、社会情報学専攻図書館情報学コースの学生のみが履修できる科目です。今年度は、国立国会図書館、東京都立図書館、西東京市図書館、多摩市立図書館、八王子市図書館で受け入れていただきました。ありがとうございました。

報告会では、(1)大学での学びを生かせたこと、(2)大学での学びだけではできなかったこと、反省点、(3)実習ならではの経験、(4)図書館に貢献できたこと、(5)後輩へのメッセージをそれぞれ報告しました。選書や資料保存、障害者をはじめとする多様な利用者へのサービスなど、話題は多岐にわたりました。お互いの経験を共有する貴重な時間になったと思います。

報告会には2年生が3名参加してくれました。参考になったでしょうか。

図書館情報学実習に参加したみなさん、ご苦労さまでした。この経験をぜひ今後に生かしてください!

報告会のようす
報告会のようす

桑田ゼミが図書館総合展で発表しました(10月25日)

桑田てるみゼミの学生は、2023年10月24日から25日に横浜のパシフィコ横浜で開催された第25回図書館総合展で、ゼミで取り組んでいるプロジェクトに関してポスター発表を行いました。桑田ゼミでは、ドルトン東京学園中等部・高等部との協働プロジェクトとして、同学園図書委員会のラーニングコモンズの利用向上、読書の楽しさを伝えたいとする要望を実現するため、「謎解きハウスバトル」というイベントを開発し、プロトタイプイベントを実施しました。その過程と活動結果をポスターにて発表しました。今後の展開が楽しみです!

桑田ゼミの学生
ポスターの前にて

ゼミ発表会が開催されました(10月23日)

本日昼休み、3時間目、4時間目に3352教室にて、ゼミ発表会が開催されました。

社会情報学専攻では、3年次、4年次にゼミに所属します。ゼミでは、一人ひとりがこれまでに学んできたこと、現在学んでいることを総動員して、自らの興味関心にもとづき調査研究を行う演習科目です。所属するゼミは2年次に提出したエントリーシートにもとづいて決定されます。そこで、所属学生によって運営されている中央大学社会情報学会が2年生のゼミ選択に役立ててもらおうと、毎年、ゼミ紹介の場を企画しています。それがゼミ発表会です。

現在、社会情報学専攻には9つのゼミがあります。

専任教員担当:辻泉ゼミ、常川真央ゼミ、松田美佐ゼミ、安野智子ゼミ、小山憲司ゼミ

兼任教員担当:浅岡隆裕(立正大学)ゼミ、桑田てるみ(国士舘大学)ゼミ、塚田修一(相模女子大学)ゼミ、細貝亮ゼミ

ゼミ発表会では各ゼミの3年生、4年生から、それぞれのゼミについて紹介がありました。発表はそれぞれのゼミの個性が出て、私自身、興味深く拝聴しました。みなさん、ありがとうございました。

発表会には50名の2年生が参加しました。希望のゼミは見つかったでしょうか。エントリーシートの締切は10月31日です。忘れずに提出してくださいね。

ゼミ発表会のようす

神奈川県立相模原高等学校の1年生に模擬授業を行いました(10月11日)

10月11日に中央大学多摩キャンパスに神奈川県立相模原高校(県相)の1年生を迎えて、模擬授業を行いました。これは、高大連携事業の一環で、県相からの依頼を受けて行われたものです。

実は、私は県相の23期卒業生で、ここ数年、毎年模擬授業を担当しています。母校の生徒と一緒に学べるのはとてもうれしいことですね。

県相では課題研究という活動を行っており、調査研究の基本を経験できるよう演習形式の授業を行ってほしいとのことでした。そこで「大学生は本当に本を読まないのか」というテーマを設定し、この問いに対してどのようにアプローチできるかを、参加してくれた1年生と一緒に考えました。また、こうした問いにどのように取り組めばよいか、具体的な事例を紹介しながら授業を進めました。みなさんのお役に立っていればよいなと思います。

模擬授業ではサプライズもありました。生徒のみなさんを引率された江藤先生との再会です。江藤先生は、私が中学生のときからお世話になっている方で、中学、高校、大学の先輩にあたります(一緒に通学したことはありませんが)。江藤先生の前での授業は緊張もしましたが、これもまた今年のよい思い出となりました。ありがとうございました。

参加してくれた一年生のみなさん、中央大学でまたお会いしましょう!