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Japanese Culture and Kanseiワークショップ参加報告

グループディスカッション
グループディスカッション

4月19日にソウルのCOEXで開催された、”Japanese Culture and Kansei”と題されたワークショップに参加しました。感性とは何か、日本文化との関連性をどう考えるか、Japanese “Kawaii”をどう科学するか、といったことについて1日議論するワークショップです。私も「Near-future Design and Kansei」というタイトルでショートプレゼンテーションを行いました。

(slideshare.netに当日の発表スライドを置いておきました)

本ワークショップでは、各参加者による午前中のプレゼンテーションに続き、皆でランチをとったあと、午後はCOEXモールで”Kawaii”あるいは感性に訴えかけるモノのハンティングを行いました。そのあと夕方までそれらの写真をベースにディスカッションを行うちょっとした作業を進めるといった内容です。発表でも言及したように、文化的な背景の違いと「感性」の違いについて興味があり、その点で何か「気付き」を得ることができればということが私の参加理由でした。フィールドで写真を撮り、そのまますぐプリントアウトしたものをベースにディスカッションを進めるというスタイルも、目新しくなかなか楽しい経験でした。いちど、ゼミでやってみてもよいかもしれませんね。

整理された写真
整理された写真

ワークショップのタイトルから日本人の参加率が高かったものの、開催地である韓国のほか、UK(スコットランド)、スウェーデン、カタールという遠方からの参加者も加わって、有意義な議論ができました(やはり、”Kawaii”に対する感覚は欧米人とアジア人では違うのかなあという印象を受けました)。このテーマ、おたく研究の第一人者である辻先生にも意見を聞いてみたいものです。Japanese Otaku Cultureと”Kawaii”の関係性など、興味深いテーマですね。