「若者の生活と文化に関する調査」結果概要がまとまりました
昨年11月、東京都杉並区と愛媛県松山市在住の20歳の若者を対象とする郵送質問紙調査を実施中であることをお知らせしましたが、この度、結果がまとまり、ご回答いただいたみなさまへ結果概要をお送りしました。
この調査は、2005年、2009年、2015年とほぼ5年おきにおこなってきたもので、今回2020年の結果だけでなく、この間の変化を検討することができる点でも興味深い研究だと考えております。本格的な分析はこれからになりますが、まずは、結果の概要をご覧ください。
結果はこちら。
なお、ウェブ上で読むことのできる関連論文は下記です。
辻泉・大倉韻・野村勇人,2016,「若者文化20年の『計量的モノグラフ』:『遠隔=社会、対人性、個人性』三領域の視点から」『文学部紀要 社会学・社会情報学』26,43-79.
松田美佐,2016,「若者の海外志向を規定するのは何か:大学生調査の分析より」『文学部紀要 社会学・社会情報学』26,11-41.
「若者の生活と文化に関する調査(回答期限:2020年11月24日(火)まで)」実施中です。
文学部の「ニュース」でも下記のようにご案内しましたように、質問紙調査を実施しています。
調査票が届いたみなさま、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
-------------
松田美佐・辻泉が、 東京学芸大学 浅野智彦教授と共同で 、東京都杉並区・愛媛県松山市在住のみなさまを対象に、「若者の生活と文化に関する調査」を実施中です。
調査の目的は、20歳の若者を対象にその文化の実態を把握することであり、調査対象の方々は、杉並区・松山市の選挙人名簿を元に、層化2段無作為抽出法というくじ引きのような方法で選ばせていただきました。
回答期限は、2020年11月24日(火)までですので、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。
ご不明な点等ございましたら、調査票発送時に同封させていただきました依頼状に記載の連絡先まで、お知らせいただければ幸いです。
2020年度クレセント・アカデミー募集開始
2020年度のクレセント・アカデミーで、辻・松田がそれぞれ講座を担当します。
(パンフレットの同じページに掲載されているので、リンク先は同じです)
- 辻泉 担当 「僕らはなぜ鉄道が好きなのか:日本が誇る鉄道ファン文化の社会史」 5/13、6/10、7/1 15:20~16:50
- 松田美佐 担当「フェイクニュースはなぜ広まるのか:『誰もが発信者社会』を考える」 10/9、10/16、10/23 10:00~11:30
私(松田)は初めての担当。どんなみなさまとお話ができるのか、楽しみです。
お申し込みはこちら お待ちしております。
中央大学教養番組『知の回廊』第116回「日本が誇る鉄道ファン文化の社会史と今後の展望」
すでに昨年のことになりましたが、今年度の中央大学教養番組『知の回廊』で、辻の研究を紹介してもらいました。日本社会における鉄道ファンの歴史をコンパクトにまとめています。
(以下の通り、Youtubeでも見ることができます。)
中央大学のすぐお隣の、京王れーるランドにはじまり、鉄道博物館(さいたま市)や成田ゆめ牧場内の羅須地人鉄道協会さんにもロケに出向き、さらにトミーテックさんなどにもご協力いただいた労作です。鉄道に関心がある人も、そうでない人も、ぜひ御笑覧ください。
中央大学教養番組『知の回廊』第116回「日本が誇る鉄道ファン文化の社会史と今後の展望」(監修:辻泉(中央大学文学部教授))
「日本は世界でも稀に見るほど、鉄道ファンが盛んな社会です。今回は「日本が誇る鉄道ファン文化の社会史と今後の展望」と題して、特徴的なこの趣味の歴史を探ります。」
「雑誌解体!」@東京都立多摩図書館
3月26日(日)にFLP辻ゼミのみなさんが西国分寺に移転した都立多摩図書館で「雑誌解体!」とのタイトルで報告します。
事前申し込みが必要ですので、こちらからぜひどうぞ。
※申し込みは締め切りましたが、まだ席に余裕があり、当日の飛び込み参加も可能ですので、ご都合がよろしければぜひお越しください(辻)