1年生が入学して3週間が経とうとしています。先週には前期の講義が始まり、今週は2週目です。高等学校までの勉強と異なり、大学では皆が揃って同じ授業を受けるということはありません。図書館情報学コースの1年生同士でも、まだまだ、話したことがないという仲間がたくさん居るようです。そこで、1年生の基礎演習では、マシュマロ・チャレンジに挑戦することにしました。学籍番号をシャッフルして、4人ひと組のチームを作ります。
20本のスパゲティと1個のマシュマロ、90cmのメンディングテープと同じ長さの紐を用いて、できるだけ高い自立式のタワーを作ります。タワーの先端にはマシュマロを載せなければなりません。これがけっこう重いので、大きくしなったり倒れたりと、シャキッと立つタワーを作るのはなかなか難しい。7チームが挑戦して、結局、自立したタワーを建立することができたのは3チーム。優勝チームの成績は40cmでした(3チームの成績は、高いほうから順に、40cm、38cm、32cm)。
優勝チームのタワーと、芸術性の高かったタワーの写真を示します。どうでしょう。高さこそ32cmと、高いタワーとはお世辞にもいえない成績というものの、芸術性を感じさせるタワーではありませんか?
タワーの出来不出来はともかくとして、演習後に感想を求めたところ、「まだ話したことがなかった友達といろいろ話すことができてよかった」という声がたくさん聞こえました。チームの結束を高めるためにこのゲームはとても効果的だということを、あらためて確認した次第です。皆さんも、マシュマロ・チャレンジに挑戦してみてはいかがですか?